Orion:Main 基板の対外仕様¶
Orion(4輪オムニホイール)の Main 基板について、上位との接続、制御周期、起動と保護に関わる仕様をまとめる。対象ファームウェアは G474_Orion_main。機種別の入口は STM 概要を参照。
対象と役割¶
- MCU: STM32G474RETx
- Main は CM4 の指令を受け、走行・キッカー・ドリブラーを制御し、状態を CM4 へ返す。
- Atlas の通信方式と記載状況は システム構成を参照。
制御周期¶
- 主制御周期は 2 ms(500 Hz、
MAIN_LOOP_CYCLE = 500)。 - ロボット情報の送信周期は フィードバックパケットを参照。
- 制御方法は 速度制御、停止条件とタイムアウトは 停止判定を参照。
外部通信¶
CM4 との通信¶
- 通信方式の適用機種と採用状況は システム構成を参照。
- 通信設定: 1,000,000 bps、8N1。
- 受信するパケットは CM4→Main パケット、送信するパケットは フィードバックパケットに従う。
- 受信条件、テレメトリ送信の制約、通信負荷は Orion:CM4 との UARTを参照。
デバッグ UART¶
- 通信設定: 2,000,000 bps、8N1。
- 起動ログ、状態表示、デバッグ表示の切替、ゲイン調整に使う。操作方法はMain開発文書を参照。
CANノードとの通信¶
バスの設定・論理割当・送受信IDはMainとCANノードの通信を参照する。
起動と校正¶
- 起動時に IMU の yaw ジャイロをキャリブレーションし、角度をクリアする。姿勢角には yaw を利用する。
- アクチュエータを停止状態に設定し、キッカー充電と保護条件を設定する。
- 1 秒間の停止要求を設定して主制御を開始する。初期化中の停止条件は 停止判定を参照。
- モードスイッチと LED の表示は Orion 概要を参照。
保護条件¶
- 低電圧判定の基準は
LOW_VOLTAGE_LIMIT = 22.5V。 - 起動時に電源基板へ送る保護設定は次のとおり。
| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| min voltage | 15.0 |
| max voltage | 35.0 |
| max current | 50.0 |
| max FET temp | 90.0 |
| max solenoid temp | 90.0 |
通信途絶・初期化未完了・エラー時の動作は 停止判定を参照。